前回の続きになります。
それはやはり、
二人の現在の関係性(立場)
ではないでしょうか。
現在、私が一見、『ファン』というポジションにいるので、二人が個人的に交流を持つのはよろしくないだろうという感覚が彼の中に或いは彼を取り巻く周囲にあるのかもしれないなと。
ですが、
よく考えてみてほしいのです。
彼と私の原点。
二人の最初の出会い。
それは
今とはまったく違うものでした。
そう、元々はお互い今の立ち位置とは違っていたはずです。
たとえどんなに歳月が経っていても、彼は私にとって「◇◯」であり、敬うべき立場の方。
そして、彼からみれば私は「□◯」にあたります。
(これらは彼が思い当たるワードを当てはめて読んでいただければと思います)
いま現在、あたかも
「応援する側」と「応援される側」のように周囲の目には映っているかもしれません。
ですが、
「私たちって本来は
【◇◯と□◯】の
関係性だよね」
と私の中では思っています。
それはどれほど時間が経過していようと変わらない事実です。
無論、彼は一人のアーティストとしてとても素晴らしいですし、音楽に対する姿勢や努力家のところも尊敬しています。ですが、
元来、私にとって彼は
「舞台の上でスポットライトを
浴びている人」
という認識ではなく…
あ、すみません。
このように書くと誤解を招く恐れがありますよね、訂正いたします。
確かに、彼は
「大勢の人からの注目やスポットライトを浴びている輝かしい人」
であることに相違ありません。
ただ、私の中ではそれ以前の感覚で捉えるほうがしっくり来るのです。
文章的表現が少し難しいのですが、まとめますと、
彼という存在は…
過去にとある場所で出会った方であると同時に、さらに子供だった頃の懐かしい記憶を、 いえ、もっと厳密に言えば、「遥か遠い記憶を呼び覚ましてくれた」存在なのです。
どうか彼にもう一度、
私たちの「原点」を思い出してほしい…
そう思っています。