ナウシカのひとりごと

まるで独り言のように 感じたことを書くブログ

覚悟

 

以前の私は、ずっと自分の心と真正面から向き合うことを怖がっていました。

 
なぜなら、
彼は私とは住む世界が違う人。
 
私の手に届くような人ではない。
 
「自分なんかがおこがましい」
「自分にはそんな資格無いよね」
などとマイナス思考に陥ってしまう…
 
以前の私はそんな事を何度か
繰り返していたような気がします。
 
また、「彼が私に対し興味や関心を
持ってくれるわけないんだから」
と自分に言い聞かせ、自分の感情から逃げよう(蓋をしよう)とした時期
がありました。
 
彼はとても素敵な人で、私にとっては眩しい存在。
 
だから、彼と真剣に向き合いたいと思えば思うほど、自分に自信が持てなくなり尻込みしてしまう。
 
以前の私には、ある意味「覚悟」が
足りていなかったのかもしれません。
 
でも、ふと気がついたんです。
 
「相手がどうだから」じゃなく、
まずは
「自分の気持ちはどうなの?」
「自分はどうしたいの?」
ということこそが一番大事だということに。
 
それは、他人軸ではなく『自分軸で考える』ということに繋がっていき、
自分の中の本当の気持ちがはっきりして、今まで雲に覆われていたような状態から視界がクリアになっていくような、そんな感覚がありました。
 
そう、
私のそばにいてほしい人は「彼」。
 
自分の心が求める人は、他の誰でもない「彼」だけなんです。
 
どんなに世間一般の常識や価値観を
目の前に並べて自分の心に蓋をしようとしても、自分の心に嘘をつくことなど出来ないと知ったのです。
 
「ああしてはいけない」
「こうあるべき」
それらのルールや価値観を決めたのは「人間」です。
 
神が決めたものでも、宇宙の法則でもなく、所詮は「人」が決めたもの。
 
確かに、社会には法律というものがあり、法には従わなくてはなりません。
が、なにも法に触れることをしているわけではないのですから。
 
だから私は、たとえこの先、自分が
他人から誹謗中傷されることになったとしてもかまわないと思いました。
 
他者から揶揄されようが批判されようが、自分がそれを受ける分にはかまわないと思っています。
 
彼は人気者で、彼に情熱を向ける人たちは大勢いるわけで、当然のことながら、そこにはいろんな人間の思惑や、時には妬み嫉みなど負の感情が渦巻くであろうことは、最初から容易に想像がつきます。
 
それらを「受けて立つ」まではいかなくとも、(「同じ土俵には立たない」という選択肢も含め)それ位の覚悟も持たずに、彼と交流したいなんて甘過ぎるでしょう。
 
そう頭では理解していたものの、
以前の私は正直、弱気になってしまうこともありました。
 
でも、今の私は以前とは違います。
 
彼が私を受け入れてくれるか、
私を選んでくれるかどうかは、
最終的に彼が決めることです。
 
だけど、
私は彼に対する気持ちをブレずに
まっすぐ持ち続けていこう。
 
そう心に決めました。
 
(もちろんこの気持ちは誰にも明かさず自分の心に秘めていきます。)